「あぁ、もっと早く知っていれば 私達もきっと救われたに違いない・・・」
これは、私が「セール&リースバック」という言葉を初めて知った時に思ったことでした。
私は愛媛県・南予地方の片田舎で生まれ育ちました、父母と妹と豪邸での4人住まい。
父の商売も順調で お陰様で幸せな日々を送っていました。
しかし、10数年前リーマンショックの頃、父の会社の業績は急速に悪化 当たり前ですが役員として、その負債を父母が負わなくてはならなくなったのです。
急に襲いかかった多額の借金。家族の生活は一変しました。
連日筆舌に尽くしがたく 凄まじい取り立ての日々でした。父母の頑張りや、多くの方々の応援・支援もむなしく 会社はあえなく倒産しました。
そして その日は遂にやってきました。そう、あれは、GW明けの穏やかなある朝。
父母の家のインターホンが”ピンポーン”と鳴ったのです。
なんの疑いも無く、母が玄関ドアを開けたところ、そこには男性数人が、険しい表情をして並んでいました。
「えっ!?」と思った次の瞬間 、最前列の男が白い紙を見せ、
「只今より強制執行を行います」と宣言したのと同時に 彼らは一斉に家の中に入り込み、大型テレビや冷蔵庫、家具等に白い紙を張っていったのです。
一連の作業を茫然と見守っていた母に
「全ての物は動かしてはいけません。速やかに立ち退いて下さい。」と告げ、
住みなれた豪邸を追い出されたのです。
これが『競売』の行く末に待ち受けている『強制執行』でした。
言うまでもありませんが、以後父母はみじめで悔しい日々を過ごしました。
その日から10数年、私と家族は父母のリベンジをすべく 歯を食い縛って生きてきました。
だからわかるのです。
借金に追われ、電話に出るのも怖く、夜も電気をつけずに息をひそめて過ごした日々。
いきなり家を失い、失望・絶望に追い込まれて過ごした日々。
その辛さ、寂しさ、苦しみは、経験した者しかわかりません。
ですから、「セール&リースバック」という方法を知った時、
“事業再生、企業再生、債務圧縮 “という救済方法があるのだと知った時、
もっと多くの方々に知っていただきたい、困っている方々に少しでも安心して頂きたい!と思い、そして立ち上げたのがこのサービスです。
景気悪化による収入減、病気、離婚、リストラ、倒産・・・
真面目に頑張っていても 苦難は突然に襲いかかってきます。
でも そんな時、あきらめないでください。
突然病気で倒れた時に救急車を呼ぶように、住宅ローンや借金で困ったら
先ずは電話で相談できる所を・・という思いで、「セール&リースバック」事業に取り組んでいます。
困ったらいつでもお電話ください。
そして、一緒にまた新しい生活を築いていきましょう。