愛媛県では5、6軒に1軒が空き家状態


H25年の調査によると、

愛媛県内の空き家数は123,400戸、空き家率は17.5%(全国13.5%)と、前回よりも高く、過去最高となっています。なお、二次的住宅を除くと、本県の空き家率は16.9%(全国12.8%)で、全国2位となっています(参考:前回 H20年調査での二次的住宅を除いた本県空き家率は 14.5%(全国12.4%)で全国11位)。

※二次的住宅:別荘や、普段住んでいる住宅とは別に 残業で遅くなった時に寝泊まりするなど、たまに寝泊 まりしている人がいる住宅の事です。

よって 愛媛県の空き家総数:約11万9千戸

そのうち腐朽・破損無し空き家総数:約8万3千戸

 

空き家と言っても 老朽化でボロボロの空き家は危険ですから、そのままでの活用の余地はほぼ無くなります。なんで活用可能な状態の空き家総数は約8万3千戸。

 

そのうち賃貸用住宅の空き家総数:約3万8千戸

不動産市場に出ていない個人住宅の空き家総数:約3万8千戸

 

そして、不動産市場に出ていない個人住宅の空き家が 約3万8千戸有ります。先程 愛媛県は5~6軒に1軒が空き家と言いましたが、「不動産市場に出ていない 個人住宅の空き家」の場合だと15〜18軒に1軒位という感じになろうかと思います。

 

ちなみに県都・松山市の空き家総数は約5万6千戸で そのうち 活用可能な状態な空き家が約3万8千戸。賃貸に出ているのが 約2万6千戸。個人住宅は約9千500戸です。

 

我々が主に対象にしているのは、不動産市場に出ていない物件ですので 自ら探すのは中々手間と時間がかかります。しかし、確実にそういった物件は 眠っているので、事業者が動き出さないと 変革は始まらないと確信しています。